忍者ブログ

ブランクがあるインフラエンジニアの備忘録

サーバ構築のメモ

Active directory 構築➀ ドメインコントローラー導入

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Active directory 構築➀ ドメインコントローラー導入

何年かぶりにActive Directory構築をやってみます。
WindowsServerはバージョンで言えば2012以降殆ど触れていないので若干不安でしたが、結論から言えば、ほぼ以前と同じでした。

先ずは最もシンプルな構成でドメインコントローラーを一台立てました。

・ドメインコントローラーの構成
ホスト名:WINSV2022AD
DNSサーバー:127.0.0.1
IPアドレス:10.0.1.9/24
ドメイン名:nora.sv.local

 この構成で以下にドメインコントローラーのインストールを実施します。



⑴サーバーマネージャーから「役割と機能の追加」をクリック。

⑵「役割と機能の追加ウィザード」が開いたら「次」へ

⑶「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択し「次へ」

⑷「対象サーバの選択」画面で自サーバの名前を選択し、次へ

⑸「サーバーの役割の選択」画面から「Active Directoryドメインサービス」にチェックを入れる。

⑹「Active Directory ドメインサービスに必要な機能を追加しますか?」と確認画面が表示されるので、そのまま「機能の追加」をクリック。

⑺画面が戻るので「次へ」

⑻「機能の選択」画面はそのまま「次へ」

⑼「Active Directoryドメインサービス」画面が表示されたら「次へ」

⑽「インストールオプションの確認」画面で「次へ」

⑾インストールが開始されるので少し待つ。

⑿フラッグの警告マークの「このサーバーをドメインコントローラーに昇格する」をクリック。

⒀「タスクの詳細と通知」のウィンドウの「このサーバーをドメインコントローラーに昇格する」をクリック。

⒁「Active Directory ドメインサービス構成ウィザード」画面起動後、「新しいフォレストを追加する」を選択する。「ルートドメイン名」にはこれから作成するドメイン名(ここでは「nora.sv.local」)を指定し、「次へ」

⒂「フォレストの機能レベル」と「ドメインの機能レベル」にWindowsServer2019以降の新たなレベルは追加されていないので、「Windows Server 2016」が一番高いレベルになります。(クライアントPCで使用するOSはこの選択には影響を受けない。)
「ディレクトリサービス復原モード」のパワードを入力し、「次へ」

⒃「DNSオプション」画面で「次へ」

⒄「追加オプション」画面で「次へ」

⒅「パス」画面で「次へ」

⒆「オプション確認」画面で「次へ」

⒇「すべての前提条件のチェックに合格しました。[インストール]をクリックしてインストールを開始してください。」と表示されていたら「インストール」をクリック。暫く待ち(5~10分?)、インストール終了後、自動的に再起動される。

(21)「ドメイン名¥Administrator」でサインインする。
(リモートデスクトップ接続の場合、前回のローカルユーザーのサインイン名を覚えている場合があるので、この場合は一旦「他のユーザー」を選択してから「ユーザー名」に「ドメイン名¥Administrator」を入力する。)

(22)サインイン後、ドメイン名が変更されたことは「設定」>「詳細情報」>「システムの詳細情報」で「システムのプロパティ」画面起動後、「コンピューター名」タブの「ドメイン」でも確認出来ます。

ドメインコントローラーのインストールは以上です。
次回はユーザーの登録、OU、グループの設定などを行います。
PR

コメント

プロフィール

HN:
のらくら
性別:
非公開
自己紹介:
介護と自身の手術でブランクが出来たインフラエンジニアの学習メモ。VirtualBOXで仮想サーバーを建て、GNS3でCiscoルーター&スイッチによるネットワークのエミュレーションもしています。GNS3ネットワーク内に仮想サーバーと連携させて、実際のネットワーク環境におけるサーバーをシミュレートする他、LinuC level3 300の対策もしています。

P R