忍者ブログ

ブランクがあるインフラエンジニアの備忘録

サーバ構築のメモ

SAMBA構築④ Sambaの応用設定:認証

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

SAMBA構築④ Sambaの応用設定:認証

◆SambaユーザーとUNIXユーザーのパスワードは別々に管理されますが、設定を行うことで、片方のパスワードを変更した時に、もう一方のパスワードを自動的に変更させることが出来ます。

・UNIXユーザーのパスワードをSambaユーザーのパスワードと同期させる
*出題しそう
# vi /etc/samba/smb.conf
 unix password sync = yes  #Sambaユーザーの認証情報の変更に同期してUNIXパスワードも変更
 pam password change = yes #一般ユーザーがSambaユーザーのパスワード変更に成功した時点で、PAMによりUNIXユーザーのパスワード変更が行われる。

◆ユーザーのマッピング
 Windowsクライアントから送信されたWindowsユーザーに対応するSambaユーザーを別の名前にせざるを得ない場合(例えば、Windowsユーザーがスペースの入ったユーザー名を利用している場合や8バイトよりも長いユーザー名を用いている場合等)、username mapパラメータを用いることでWindowsユーザーのユーザー名と異なる名前のSambaユーザーを対応付けることが可能。

・WindowsユーザーとSambaユーザーのマッピング設定
# vi /etc/samba/smb.conf
 username map = /etc/samba/smbusers #WindowsユーザーとSambaユーザーのユーザー名を対応付けるファイルのフルパス

# vi /etc/samba/smbuser   #smbuserファイルの作成
# Unix_name = SMB_name1 SMB_name2 ...
!takashi = "タカシ"  # 先頭の「!」があるとその行にマッチした時点で以降の行の解析をしない
 testuser1 = "TEST user1"  #空白を含むユーザー名は前後を「”」で囲む。
 testbuser2 = smbuser_two
 guest = *          #「*」は任意のユーザー

 上記の場合、例えばWindowsユーザーが「TEST user1」というユーザー名でアクセスした場合、Sambaサーバー上では「testuser1」というSambaユーザーの認証情報を使って認証が行われる。

例題
問題集 88頁問5,6
LPIC202 模擬試験16 | touch-q問題62
PR

コメント

プロフィール

HN:
のらくら
性別:
非公開
自己紹介:
介護と自身の手術でブランクが出来たインフラエンジニアの学習メモ。VirtualBOXで仮想サーバーを建て、GNS3でCiscoルーター&スイッチによるネットワークのエミュレーションもしています。GNS3ネットワーク内に仮想サーバーと連携させて、実際のネットワーク環境におけるサーバーをシミュレートする他、LinuC level3 300の対策もしています。

P R